2017/11/17

ドリーム

今年公開された映画の中でも指折りの傑作『ドリーム』。CINEMORE(シネモア)にて以前執筆致しました本作に関する記事を、二本、ご紹介させていただきます。一本目は「傑作ヒューマンドラマを裏で支えた3人の女性とは」。二本目は「『ドリーム』を80年代の傑作『ライトスタッフ』と合わせてみるべき理由とは? 」。映画をご覧になられた方、本作で胸を熱くさせた方は是非お読みください!


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2017/11/01

マイティ・ソー バトルロイヤル

11月3日より日米同時公開を迎える『マイティ・ソー バトルロイヤル』のレビューを執筆しました。

マーベル映画の面白さは、まだブレイクスルーを迎えていない逸材監督をいち早く発掘し、チャンスを与えるところ。今回もニュージーランド出身の新鋭が、「マイティ・ソー」シリーズに新たな風を吹き込ませました。ブロックバスター映画ながら、ちゃんとそうやって新陳代謝を図っているところがすごいです。

あと、レビュー内では触れていませんが、思いがけない名画が踏襲されているところにもニヤリ。タイムボカンのドロンジョ様みたいなケイト・ブランシェットも、なんだかおかしいやら懐かしいやら、です。

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2017/04/25

ノー・エスケープ 自由への国境

映画.comにて『ノー・エスケープ 自由への国境』のレビューを執筆しました。トランプ政権下で何かと取り上げられることの多い「メキシコとの国境」ですが、まさにここを舞台にした極限サバイバルが誕生。

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『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督の息子、ホナスによる初の商業長編監督作です

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2016/09/21

ある天文学者の恋文

『ニュー・シネマ・パラダイス』のジョゼッペ・トルナトーレ監督による新作『ある天文学者の恋文』についてレビューしています。

名匠トルナトーレが描く、宇宙の深淵にてミステリアスに輝き続ける愛の物語/映画.com

Correspondence

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2016/03/23

ミラクル・ニール!

英国コメディ『ミラクル・ニール!』のレビューを執筆しました。この映画は、英国が生んだコメディ界のビートルズことモンティ・パイソンのメンバーが勢ぞろいして宇宙人の声を担当。さらに故ロビン・ウィリアムズもまた主人公の愛犬の声を遺しており、そのまたついでに人気絶頂のサイモン・ペッグが主演するという、まるで新旧コメディ・スターの博覧会のような様相を呈しています。

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伝説的コメディ俳優が揃い踏みした、かつてない偉大な珍作/映画.com

名前を目にするだけで恐れ多い気持ちがこみ上げてくる顔ぶれながら、これだけの面子を集めてこんなにくだらないことをやってしまうのがすごい。すごすぎる。。。監督は『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』や『ライフ・オブ・ブライアン』などでもメガホンを取ったテリー・ジョーンズ。

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2015/11/29

ムーン・ウォーカーズ

『ムーン・ウォーカーズ』のレビューを書きました。『ハリー・ポッター』のロン役ルパート・グリントによる久々の主演作にして、かなり奇妙でおかしな設定の異色作。時は1969年、アポロ11号の月面着陸に伴い、失敗した時のために映像をでっちあげようという密命がCIAから下り、それなら当時『2001年 宇宙の旅』で一世を風靡していたキューブリックに極秘裏に監督を引き受けてもらおうと、ひとりの諜報員が英国に乗り込んでくるわけですが・・・。

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あの巨匠が月面着陸をねつ造!?『ムーン・ウォーカーズ』が紡ぐキューブリック愛(とスウィンギング・ロンドン)/リアルサウンド

月面着陸のねつ造説というのはこれまでにもよく聴かれてきたものですが、これはかなりぶっ飛んでます。振り切れちゃってます。そもそも左の人ときたら、キューブリックと似ても似つかぬ風貌じゃないですか。真面目なキューブリックファンが見ると「冒涜だ!」と怒るかもしれませんが、気楽な感じでみてサクッと楽しめるエンタテインメントに仕上がっています。

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2013/07/24

【映像】Gravity

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』や『トゥモロー・ワールド』などで知られるアルフォンソ・キュアロン監督。その最新作"Gravity"の最新映像が公開された。すでに予告編などで緊迫した宇宙空間の凄みや迫力などは披露済みなのだが、この新たな2分間映像(その後、さらに追加映像も)で驚きなのは、たとえ特殊効果満載のシークエンスだとしてもこれらが脅威のワンショットで繋がれ、一瞬たりともカットで呼吸を乱していないということだ。そう、それは『トゥモロー・ワールド』で魅せた脅威の長回しマジックとも通底するものがある。

"Gravity"は8月に開催されるヴェネツィア国際映画祭にてお披露目された後、10月4日より米公開を迎える。かなりの難産を経て生み出されてくるこの新感覚の宇宙空間スリラー。しかも3D。どのような特殊な劇場体験をもたらしてくれるのか楽しみだ。

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2012/08/10

【NEWS】ドクター・フー50周年で特別ドラマ制作

日本ではロンドン・オリンピックに併せてNHK-BSにて放送されたTVシリーズ「シャーロック」が大きな評判となっているが、この脚本&プロデューサーのスティーヴン・モファットはそもそも同じBBCドラマシリーズ「ドクター・フー」で一躍その名を世に轟かせた才能だった。

「ドクター・フー」といえばイギリスでは子供から大人までを虜にする大人気SFシリーズ。“ドクター”と名乗る男が時空を自在に行き来し地球の危機を救い続けるこの冒険譚は1963年代にはじめてTV放映され、それから来年で晴れて50周年を迎えることになる。

この記念すべき節目に併せてBBCでは90分の特別ドラマを制作することを発表した。この国民的ドラマが1960年代、いかにして着想を得て、どんなクリエイターたちの努力によって形を成してきたのか、その制作秘話に迫るストーリーになるとのこと。タイトルは"An Adventure in Space and Time"。キャスティングなどが決定するのは来年になりそうだが、唯一マーク・ガティスが脚本を務め、スティーヴン・モファットが変わらず本作でもエグゼクティブ・プロデューサーを務めることが決まっている。

なおマーク・ガティスはモファットと共に「シャーロック」を生み出した人物でもあり、「シャーロック」における2つのエピソードの脚本を執筆するばかりか、主人公の兄マイクロフト・ホームズ役としても出演している。

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2012/05/03

【レビュー】宇宙兄弟

根拠のない自信。この映画を観ながらそんな言葉が確かな体温を伴って浮かんできた。

いまや世界中の人々が元気を失い、空を見上げていた目線は徐々に高度を下げ、ふと気がつくと地を見つめていたりする。次から次に背中へ覆いかぶさる現実問題。夢は見るなと言われる。根拠はあるのかと問われる。データで示せと言われる。そのすべてをうおりゃーと一本背負いし、今なら何でも出来そうな気がすると、観る者を不可思議な高揚と自信とで包み込んでくれるのがこの『宇宙兄弟』だ。

兄弟は幼いころ、近所の自然を探検するうちに光る物体が宙を舞い月に向かって消え去るのを目撃する。その瞬間から彼らは宇宙の虜となった。将来の夢は宇宙へ飛び出すこと。それも二人一緒に。ふたりは週末ごとに宇宙事業施設を見学し、その説明の一字一句を覚え、来るべきときに向けて夢を追いかけ続けた―。

それからだいぶ月日が流れ、いま、弟は日本人初の月面探査クルーとして宇宙へ旅立とうとしている。対する兄は自動車業界で今日も車体の開発に勤しみ・・・これはこれで立派な人生だった。が、ささいなことがきっかけで兄は職を辞することに。頭にふと言葉が浮かぶ。「兄は弟よりも一歩先をゆかなければならない」。そうだ、彼はかつて、宇宙飛行士になりたかったのだ。彼は弟の説得もあって、次なる日本人宇宙飛行士を選抜するための一般試験に応募することとなる。そこで出会うライバルたち。過酷な試験。競争、そして友情。弟は月へと旅立った。兄は地上で再びその夢を掴もうと必死に前を見つめ続ける。果たして兄弟は、ふたり一緒に宇宙を目指すという夢を叶えられるのか―。

いまもまだ連載中のこの物語が映画化されると聞いて、期待とともに「どうまとめるんだ?」と不安を募らせている人もいるだろう。ただし心配は無用だ。漫画からアニメ、または映画へと形を変えたところで、この物語のベクトル、そして宇宙への熱いまなざしだけは露ほども変わらない。何よりも、真っ直ぐなこの映画を手掛けるのが、これまた真っ直ぐな高校野球映画『ひゃくはち』の森義隆監督というのも安心要因のひとつだ。

彼の采配の下、物語は弟の司る宇宙ミッションと、また一方、兄の司る地上での宇宙飛行士適正試験とが交互に展開。片やVFXを駆使して描かれる月面空間が壮大かつ神秘的に広がり、片や地上の室内で太陽の光さえ見ることなく候補者たちが凌ぎを削る“密室劇”が繰り広げられる。その強烈なギャップが両者の置かれた環境を輝かせる。いや、正直に言うならば、筆者は後者の“密室劇”にとても惹かれた。ここには何も特殊効果など存在しないが、6人にまで絞り込まれた候補者たちの誰もが秀でた存在感を放ち、その環境があまりにシンプルゆえに、小栗、麻生、濱田、新井、井上、塩見の人間性はまるで重厚な室内楽のような見事なハーモニーを響かせる。

また観客の多くは、すでに夢の淵まで辿り着いた弟に比べて、そこにしがみ付く資格を得ようと懸命にもがく兄の姿のほうに、より強い共感を抱くことになるだろう。そもそも夢を本当に実現できたと言いきれる人なんて人類の中でほとんど存在しない。多くはそれを諦めたか、いまだに追いかけている人ばかりだ。つまりは誰もが小栗旬とおなじ“ムッタ”として日々を生き抜こうとしているわけだ。共感が深くて当然だ。

そんな彼が面接で口にする言葉の数々が胸にしみる。彼は決して喋りの巧い方ではないが、耳を傾ける者を少しずつ巻き込んでいく意志力がみなぎっている。彼の口をついて語られる言葉のひとつひとつが実体のある確実な重力を持ち、この選抜試験を通じて彼は、冒頭のムッタとは比較にならないくらいの、いわばスーパー・ムッタへと変貌していく。その地に足ついた輝き方こそがスペクタクル。まさに小栗旬の懐の知れない演技力のたまものだろう。観客として「次はどんな言葉が放たれるのか」と楽しみでならなくなるし、その想いは、監視カメラの向こう側で試験官らが彼に魅了されひそかな期待を募らせる様と近似している。

そして思った。ここには「根拠のない自信」を成立させる条件が揃っている、と。データでもなく、論拠でもなく、それは人間の可能性というか、一瞬にして感じられる器の大きさとしても置き換えられるかと思う。あるいは人がこいつに託してみようと、無条件に感じられる尊さとも言えるのかもしれない。

逆に今の世の中の弱点とは、このムッタの「根拠のない自信」を振りかざせない空気が固まりつつある、ということなのかもしれない。我々はどうやって心の内側のシャトルを打ち上げ、空へ、宙へと、更なる高みを目指すことができるのだろうか。

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2012/04/11

【NEWS】ハインラインのSF小説をアレックス・プロヤスが映画化

Imagescatc8at2 『ダーク・シティ』や『アイ、ロボット』で知られながらも、このところ新作として準備を進めていた"Paradise Lost"や"Dracula Zero"が製作費の都合上ことごとくストップしてしまう憂き目を見ていた映画監督アレックス・プロヤス。そんな彼が次回作としてSF小説の巨匠ロバート・A・ハインラインの"The Unpleasand Profession of Jonathan Hoag"を手掛けることが正式に決まった。この企画自体はずいぶん前から持ち上がっていたが、プロヤスの現状を鑑みての繰り上げ製作入りということになった模様。撮影は今年の秋ごろよりオーストラリアで行われる。

本作は自分が日中の出来事をなんら覚えていないことに気づいたひとりの男ジョナサン・ホーグ氏が夫婦探偵に「自分のあとを付けてくれ」と依頼。ごく簡単な仕事かと思われたが、いつしか状況は一変。夫婦はとんでもない事態に巻き込まれる羽目となり…。プロヤスは若かりしときにこの小説の魅力に取りつかれ、それが怪作『ダーク・シティ』を生みだす着火点となったそうだ。

長きにわたる製作トラブルの果てに自らの創造の源へ原点回帰することになったプロヤス。今回は彼の得意ジャンルを扱うだけに、ここ数年の鬱憤を晴らすような集大成を期待したいものだ。

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