2019/03/06

スパイダーマン:スパイダーバース

『スパイダーマン:スパイダーバース』のレビューを執筆しております。気になった方は是非ご覧ください。

祝オスカー受賞!ヒーロー映画の常識を覆す、興奮、陶酔、驚愕の大傑作/映画.com

今年のアカデミー賞。「作品部門」のオスカーを獲ったのは『グリーン・ブック』でしたが、一方、日本からは細田守監督の『未来のミライ』がノミネート入りして注目された「長編アニメーション部門」を制したのは、『スパイダーマン:スパイダーバース』でした。ディズニー/ピクサー以外の作品がこの部門の頂点に立つのは実に久々なのだそうです。試しに遡ってみると・・・

2018年 スパイダーマン:スパイダーバース
2017年 リメンバー・ミー
2016年 ズートピア
2015年 インサイド・ヘッド
2014年 ベイマックス
2013年 アナと雪の女王
2012年 メリダとおそろしの森
2011年 ランゴ(←ディズニー/ピクサー以外) 

こうして並んでいる作品群を見ると、子供から大人まで様々な世代が楽しめる作品ばかりだと思います。でも『スパイダーバース』は、むしろ大人たちの方が歓喜してスクリーンに釘付けになってしまうような、とにかく描き方と世界観がとてつもなくユニークな作品でした。

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2019/03/03

ミッション:8ミニッツ

ダンカン・ジョーンズ監督による長編第2作目『ミッション:8ミニッツ』(原題:Source Code)について執筆しました。

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衝撃のループワールドから浮かび上がるダンカン・ジョーンズの作家性/CINEMORE

ジョーンズ監督といえば、『ウォークラフト』でやや失速してしまった感も強いのですが、やはり彼の持ち味はテクノロジーと人間が相まみえることで予想もつかないドラマが生まれていくところ。改めて彼のフィルモグラフィーをひもといてみて、『月に囚われた男』と本作『ミッション:8ミニッツ』も素晴らしさに感銘を受けました。付け加えると、彼が初期に手がけたショートムービー”Whistle”もなかなかの秀作。やはり彼は、『ウォークラフト』よりもこういった路線の映画の方が唯一無二の輝きを放てるのではないかと思います。

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2019/02/16

007 スカイフォール

CINEMOREにて『007 スカイフォール』にて二本の記事を執筆しております。

●シリーズ屈指の傑作『007 スカイフォール』に見る、シェイクスピア、黒澤明、『ダークナイト』

●『ミッション:インポッシブル』と刺激しあって切り開く、スパイ映画の新時代:『007 スカイフォール』

新作が待ち遠しい「007」シリーズですが、一度は監督に決まっていたダニー・ボイルが降板し、現在はキャリー・ジョージ・フクナガ監督が率いているとのこと。一本ごとに着実に評価を高めているこの若き名匠が果たしてどのような世界観を見せてくれるのか、期待が高まります。公開は2020年。


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2019/01/23

愛と銃弾

この作品は、いわゆる日本人好みのイタリア映画の鋳型には当てはまらないのかもしれない。だがこのノリ、このテンションを享受していると、何やらガイドブックには載っていないディープな名所へと連れてこられたかのような特別感がほとばしってやまなくなる。

Ammore

続きを読む "愛と銃弾"

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2019/01/05

search サーチ

2018年に公開された映画の中で、私がこの名前は忘れるまいと心に決めた人物の「もうひとり」、それはインド系アメリカ人監督アニーシュ・チャガンティである。名門大学で映画製作を学びながらも一般的な映画人たちとはやや違うキャリアを積んできた異才だ。そんな彼が手がける映画ゆえ、初長編監督作『search』がただ凡庸な域にととどまるわけがない。

Searching

本作はその視点をPC画面の外へと移すことはない。すべてがこの小さな小箱の中だけで展開する。

それでいて決して発想力、瞬発力のみで突き進むのではなく、しっかりとしたストーリーテリング能力に裏付けられた濃厚な物語がそこに構築されていく。だからこそ、我々は安心してこの映画に浸りきることができるのだろう。そんな傑作『search/サーチ』についての記事。お時間ある方は、ぜひご覧ください。

Google出身の異才に、映画監督の夢を抱かせた一枚の写真とは?『search/サーチ』

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2019/01/03

ボーダーライン ソルジャーズ・デイ

もともと記憶力はあまり良い方ではないが、40代を超えるといよいよ人名が覚えられなくなってきた。日々、多くの作品名や俳優・監督名に触れねばならない身としては致命的だ。だが、2018年に「これはぜったいに忘れるまい」と心にきめた人名が二つあった。ひとつは『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』のメガホンを取ったステファノ・ソッリマ監督だ。

大ヒット映画の続編でよく見られるのが、前作監督の続投がままならず、まったく別の監督(それも明らかに格下の選考)が続編を担うことで、ビジョンや精神性が損なわれてしまうパターン。こうやって観客が求めていた目的地とやや異なる場所へといざなわれてしまう経験を、我々はどれだけしてきただろう。

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今回の『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』もてっきりそちらのパターンかと思って、はなからガッカリに対応するだけの精神的な余裕を持って試写に臨もうとする自分がいた。しかしどうだ。そのクオリティは予想をはるかに超えるもので、個人的には前作よりも激しい感動と衝撃とでガツンとやられた。手がけたソッリマ監督の力量は本当にすごい。鬼気迫るものを感じずにいられなかった。そんな本作について2本の記事を執筆しています。

・『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』エミリー・ブラントを続投させなかった理由とは?

・ヴィルヌーブに匹敵する逸材現る。イタリア人監督が魅せた圧巻の映像世界

イタリアで作られたソッリマ監督の過去作2作を鑑賞したが、これらもやっぱり濃密で、甘さが一切ない。これからこの監督がイタリアで、そしてハリウッドで、どのような新風を吹かせてくれるのか本当に楽しみだ。前作のヴィルヌーブ監督のように世界の映画界を牽引するようなビッグな存在になってほしい。

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2018/12/30

ダークシティ

SF映画界のダークホース的存在と言っても過言ではない『ダークシティ』(98)について書きました。

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『マトリックス』のようでいて『マトリックス』ではなく、またジョージ・オーウェルの「1984」にも似ているようでいて、これともやや色調の異なる異色作。この作品をご存知の方も、ご存知ない方も、お正月休みにぜひ一度、ご覧になってみてください。そして余裕があれば、こちらの原稿も紐解いて頂けると嬉しいです。ちょっとした小びっくりの世界を覗き見ることができるはず。

・R指定(米国)の理由は「奇妙だから」!? 公開20周年を迎えたSFノワール『ダークシティ』

・「AKIRA」「童夢」にドイツ表現主義まで!SF怪作『ダークシティ』の世界観に影響を与えしもの

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2018/09/14

インナースペース

昔懐かしの映画『インナースペース』について書きました。いざ鑑賞するとすごく面白いのに、実際に観ている人、覚えている人はとても少ないように思える本作。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ、監督は『グレムリン』でおなじみのジョー・ダンテです。

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・SF、バディムービー、アクション、コメディ、80年代特有のごった煮感をスマートに昇華させた傑作『インナースペース』

・興収は悪くてもVHSではヒット!80年代の巨匠、ジョー・ダンテが贈る名作SFコメディ『インナースペース』

当の私はというと、小学生の頃に観て、一週間くらい大興奮してしまったクチ。奇しくも現在公開中の『アントマン&ワスプ』と同じ”サイズ・チェンジ”ムービーとしても、意外と多くの共通項を持った作品ではないかと思います。ご興味ある方は、ぜひご覧ください。

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2018/08/29

アントマン&ワスプ

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でマーベル・ユニバースが大混戦を迎える一方、この世界一ちっちゃな全長1.5センチのヒーローこと”アントマン”が3年ぶりの続編となってお目見えです。

今回は前作以上のアイディアとイマジネーション満載で、大きくなったり、小さくなったりと、見る側も常に自らのサイズ感覚が揺さぶられっぱなし。さらに小ささの壁を超えて量子の領域にまで入り込んでいく世界観は、もはや大きいのだか小さいのだか、一言では言い表せないほどに無限の広がりを見せつけてくれます。

そんな『アントマン&ワスプ』のレビューを映画,comにて書かせていただきました。ご興味ある方は是非ごらんください。

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トゥモロー・ワールド

『ブレード・ランナー』が描いた未来世界2019年を間近に控え、何かと「未来」や「技術」というものを問い直す機会が多くなってきた昨今。もちろん映画史には『ブレード・ランナー』という揺るぎない金字塔が存在する一方、個人的にはさらに高くそびえる山として、いつもこの傑作映画『トゥモロー・ワールド』の事を思い出さずに入られません。これほど胸に突き刺さって抜けない未来映画は他にないでしょう。そんな「知る人ぞ知る」この一作について、二本の記事を書かせていただきました。

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・時を重ね存在意義を増す『トゥモロー・ワールド』式リアルな未来

・圧倒的な”状況”を描き尽くした長回しの裏側

ちなみに本作の舞台となるのは2027年のロンドン。2006年の公開から数えるとすでに折り返し地点を越えましたが、いまだにこんな未来が本当に訪れるのではないかと怖くなります。微塵も古びることのないリアルなビジョンもまた秀逸です。是非、映画本編をもう一度見直しながらご覧頂ければ幸いです。

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