2019/10/12

「イエスタデイ」ノーフォークの海辺

公開中の映画『イエスタデイ』で、5000人ものエキストラをノーフォークの海辺に集めて撮影したシーンが登場します。みんな本当に楽しそう。映画そのものも最高に楽しい、極上のひとときでした。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

2019/08/27

ロケットマン

エルトン・ジョンの半生を描いた『ロケットマン』が公開中だ。もちろんこれ一本だけで十分に面白いことは間違いない。が、さらに深掘りしたいなら、ぜひ映画『リトル・ダンサー』やその舞台版「ビリー・エリオット ザ・ミュージカル」と併せて楽しみたいところ。それはなぜか?「ザ・ミュージカル」のDVD収録の特典映像によると、エルトン・ジョンは『リトル・ダンサー』が初披露されたカンヌでたまたまこれを鑑賞し、自身の幼少期(特に父親との関係性など)と重なる部分が多かったこともあり、号泣してしまったのだとか。この幸運な出会いをきっかけに製作陣との交流が始まり、本作は5年後、エルトン・ジョン作曲の珠玉のナンバーに満ちた「ザ・ミュージカル」へと進化を遂げることに————。で、『ロケットマン』は監督こそ違うものの、脚本を担うのは『リトル・ダンサー』を手がけ、エルトンと「ザ・ミュージカル」で密にコラボしたリー・ホール。かくも気心知れた間柄だけに、エルトンが大感動した「重なる部分」も、極めて丁寧に描かれていて観客の涙を誘う。そして、映画版でビリー・エリオットを演じたジェイミー・ベルも重要な役で好演。これらの背景を知っておくと、ちょっとした鑑賞の助けになるかも。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

2018/09/14

プーと大人になった僕

9月14日(金)より公開を迎えるディズニーの実写映画『プーと大人になった僕』の劇場パンフレットにレビューを寄稿させて頂きました。映画館でのご鑑賞の折にはぜひ手にとってご覧いただけますと幸いです。『ドリーム』のアリソン・シュローダーや『スポットライト』のトム・マッカーシーらも脚本参加した、心がほっこりする秀作です。

Robin

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

2018/05/29

馬の骨

6月2日より公開を迎える邦画『馬の骨』について書かせていただきました。

カッコ悪いけれど、カッコいい。映画『馬の骨』が描く、『イカ天』魂にあふれた渾身の生き様/リアルサウンド映画部

意表をついた面白さで、すっかりやられてしまいました。かつてTVで「イカ天」を観ていた世代にとっては、昔と今を繋いでくれる”熱い一本”となるはず。是非ご覧ください。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

2018/04/17

レディ・プレイヤー1

スピルバーグのフィルモグラフィを紐解く時、最も重要なのは「『シンドラーのリスト』と『ジュラシック・パーク』をを同一年(1993)に送り出したこと」だと私は思っている。『シンドラー』の撮影があまりに精神的に堪えるものだから、しょっちゅうロビン・ウィリアムズに電話して笑わせてもらっていたというのは有名な話だが、この二作を同時期に撮ったのに、何らかの「振り子作用」があったのは確実である。

ふとそんなことを思い出したのは、『ペンタゴン・ペーパーズ』と『レディ・プレイヤー1』もほぼ同時期に生まれたからだ。片や今の時代に必要な圧倒的なまでのリアリズム映画であり、片や実写撮影のみならずCGを駆使してイマジネーションを炸裂させた映画。実のところ『レディ・プレイヤー1』は2016年に実写部分の撮影が行われ、その後、膨大なCG作業の仕上がりを待つ間、スピルバーグは2017年に驚くようなスピードで『ペンタゴン・ペーパーズ』を撮り上げたのだとか。今のタイミング、この組み合わせでなければ生まれ得なかった正反対の双子、というのは言い過ぎだろうか。

さて、そんな本作を恐る恐る紐解くと・・・冒頭から未来世界なのになぜか80年代の空気が吹き込んでくる。懐かしき「Jump」が流れ、さらにTears For Tearsの「Everybody Wants To Rule The World」のイントロが流れ出した時には、前に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のオープニングで10ccの「I’m not in Love」が飛び出した時みたいに驚いて胸の内側がジワッと湿り気を増していくのを感じた。

続きを読む "レディ・プレイヤー1"

|

2018/03/06

リメンバー・ミー

映画.comにて『リメンバー・ミー』について書かせていただきました。ピクサーが放つ最新作で、アカデミー賞授賞式では見事、長編アニメーション部門のオスカーを獲得した作品です。さすがピクサーというべきか、今回もなんという崇高な題材へと挑んだものかと驚きと興奮を抑えられませんでした。

メキシコの「死者の日」を切り口に、死後の世界へ紛れ込んでしまった男の子の冒険が描かれます。でも死んでしまう映画ではありません。むしろご先祖様とのつながりを謳った映画です。

このテーマ性もさることながら、最後には「えっ!」という爽やかな感動が待っていて、四十路のおじさんもすっかり泣かされました。主役の男の子の歌声(字幕、吹き替え、ともに)も超絶品で素晴らしいです。皆さま、ぜひ。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

2018/02/11

『ヘンリー・フール』3部作

ハル・ハートリーという映画作家がいる。

彼の手がける作品の魅力ついて一言で説明するのは困難だ。いや、どれだけ言葉を尽くしたとしても、最終的には「とりあえず観て。そこから始めよう」とこちらが匙を投げてしまうかもしれない。それほど彼の作品は、ある意味、掴みどころがなく、そうであるがゆえに、公開から20年以上が経った作品たちも今なお抗い難い魅力を放ち続けてやまない。その作品に触れると我々はまるで日向に横たわるみたいな心地よさに包まれる。その光の射す方へ向けた、やわらかないざない。

正直、ストーリーのことはあまり覚えていないのだ。ただ、コミカルな描写に思わず笑みがこぼれたり、繊細な演出に胸打たれたり、唐突もなく出演者たちが踊りだす(『シンプルメン』)可愛らしさにときめいたり、なんだか上映中にいろんな感情が刺激され「ああ、なんだかこの映画が好きだ」と感じてしまう。それくらいの説明が、語彙力の乏しい私には限界だ。

だが、1999年に日本公開を迎えた『ヘンリー・フール』は、これまでの「掴み所のなさ」とはやや違う、ストーリーとしての強度があったように思う。それは、どこからともなく、両手に大きなバックを抱えてやってきた謎めいた男が、ゴミ収集人のサイモンの自宅で暮らし始める物語。名はヘンリー・フール。「告白」と銘打たれた超大作を執筆中の彼は、どうやら自称・作家らしいのだが、どれほど凄い作家なのかは一向に分からない。

Mv5bmtiwnzm3otg4mf5bml5banbnxkftzty

続きを読む "『ヘンリー・フール』3部作"

|

2017/02/07

BFF<ベスト・フレンド・フォーエバー>特集

NeoLというウェブサイトでは、先月末からBFF<Best Friends Forever>特集と称して様々なカルチャーを紹介する記事が連続アップされています。

先月末の大統領就任から、ニュースを見るたびに心が折れそうになっている人も多いことでしょう。嫌になってSNSを開くのをやめてしまった、という話もよく耳にします。世界的に排他的な考え方が広がり、なおいっそうの分断が進むかもしれない中、もう一度、人と人とがつながりあうことの意味を考えてみたい。そんな思いを込めて私も、BFFという視点で5本の映画作品を選出してみました。どの作品も、見終わった後にしっかりとした後味が心の中に沁み込んでいくものばかりです。もしご覧になっていない作品があれば、この機会に是非。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

2016/07/21

ロック・ザ・カスバ!

ビル・マーレイ主演の珍作『ロック・ザ・カスバ!』についてレビューしています。

Rockthekasbah2015

ビル・マーレイがアフガンでロックを叫ぶ!?異色コメディ『ロック・ザ・カスバ!』の挑戦

ザ・クラッシュの名曲をタイトルにするとは、なんと恐れ知らずで、大胆不適な。。。こんな所業が許されるのも主演がマーレイだからこそ。劇中では彼が上手いのか下手なのかなんとも言いようのない「Smoke on the Water」を熱唱する場面もあります。なにはともあれ、ビル・マーレイを語る上では欠かすことのできない一作かと。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

2016/04/16

グランドフィナーレ

4月16日より公開となる映画『グランドフィナーレ』(原題:Youth)のレビューを執筆しました。引退した作曲家の胸のうちを、様々な思いがよぎっていく物語。

Maxresdefault

映像の魔術師が『グランドフィナーレ』で描く、甘く切ない”老い”の境地/リアルサウンド

フェリーニの再来とまで賞賛されるイタリアの名匠パオロ・ソレンティーノ監督の最新作です。御歳82となるマイケル・ケインと、76歳のハーヴェイ・カイテルが織りなす人間模様が本当に味わい深く、その一言一言のセリフや彼らの一挙手一投足にドキリとしたり、クスッと笑わされたり、人生という名の年輪を感じたり。

意外と取っ付きにくいことで知られるソレンティーノですが、今回は『グレート・ビューティー』とは違い、幅広い観客層に受け入れられる作品に仕上がっています。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

500文字コラム 50音順タイトル awards BOOKS memo NEWS TOP trailer WORDS 【Hero】 【my French Film Festival 2011】 【おいしい映画】 【お年寄りが元気!】 【アート×映画】 【クラシック音楽はお好き?】 【ドキュメンタリー万歳】 【メモ】英国王のスピーチ 【レビュー】 【劇場未公開作】 【劇薬!】 【地域:TOKYO発】 【地域:アジア】 【地域:中東発】 【地域:仏国発】 【地域:北欧発】 【地域:南米発】 【地域:英国発】 【学園という名の社会】 【宇宙で逢いましょう】 【家族でがんばる!】 【文芸】 【新感覚アクション】 【映画×スポーツ】 【映画×偉人】 【生きるためのファンタジー】 【監督:クリント・イーストウッド】 【監督:ジョー・ライト】 【監督:ミシェル・ゴンドリー】 【紛争】 【素晴らしき、黙示録の世界】 【脚本:ピーター・モーガン】 【音楽×映画】 アウシュヴィッツ訪問 イベント、取材 クエンティン・タランティーノ ジョゼフ・ゴードン=レヴィット スティーヴン・キング スティーヴン・スピルバーグ ヒッチコックを観る メディア執筆原稿 一言レビュー 今年のベスト 今年のベスト(2013) 今年のベスト(2006) 今年のベスト(2007) 今年のベスト(2008) 今年のベスト(2009) 今年のベスト(2010) 今年のベスト(2011) 今年のベスト(2012) 全米BOX OFFICE 再起復活ベン・アフレック 旅の記録 映画業界