2017/02/07

BFF<ベスト・フレンド・フォーエバー>特集

NeoLというウェブサイトでは、先月末からBFF<Best Friends Forever>特集と称して様々なカルチャーを紹介する記事が連続アップされています。

先月末の大統領就任から、ニュースを見るたびに心が折れそうになっている人も多いことでしょう。嫌になってSNSを開くのをやめてしまった、という話もよく耳にします。世界的に排他的な考え方が広がり、なおいっそうの分断が進むかもしれない中、もう一度、人と人とがつながりあうことの意味を考えてみたい。そんな思いを込めて私も、BFFという視点で5本の映画作品を選出してみました。どの作品も、見終わった後にしっかりとした後味が心の中に沁み込んでいくものばかりです。もしご覧になっていない作品があれば、この機会に是非。

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2016/11/22

世界の果てまでヒャッハー!

フランスで大ヒットを記録した『世界の果てまでヒャッハー!』について書いています。ご覧になった方も、まだご覧になれていない方も是非ご一読のほどを。

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『ブレアウィッチ・プロジェクト』などで用いられた”ファウンド・フッテージ”という手法をコメディの領域で炸裂させるという、題名からは想像もできないくらい画期的なことをやってのけた本作。気を緩めてみていると、中盤から全く目が離せなくなり、長回し、アクション、それにお下劣なギャグを繰り出す様に腹を抱えて笑ってしまいました。

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2016/09/08

アスファルト

先週から公開中のフランス映画『アスファルト』についてレビューしています。

フランスの”団地”を舞台にした、新たな群像劇ーー『アスファルト』が物語る日常の奇跡

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郊外の団地を舞台に、出会うはずもなかった人々が心を通わせていく、不思議な手触りを残す作品でした。こういう映画に出会えると、日常に地学角度から光が差し始めるというか、10個くらい嫌なことがあっても、たった一個うれしいことがあるだけで、ぜんぶ帳消しになるというか。

団地の屋上に宇宙飛行士が降りてくる場面では「な、なに!?」となりましたが。

小さな喜びと発見に満ちた映画でした。機会があれば是非。


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2016/07/28

『めぐりあう日』インタビュー

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あなたが狂おしいほどに愛されることを私は願ってるーー『めぐりあう日』ウニー・ルコント監督インタビュー/NeoL

韓国で生まれ、両親の存在を知らないまま施設で育ち、その後は養子となってフランスへと渡った異色の経歴の持ち主、ウニー・ルコント。この女性監督が紡いだ長編第2作目となる『めぐりあう日』が今週末より順次公開されます。 彼女にしか紡ぐことのできない視線、物語、親子関係、ファッション、風景、息づかい。様々なところに発見のつまった作品でした。そんなルコント監督へのインタビュー、お時間ございましたらご覧ください。

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2016/02/29

偉大なるマルグリット

音痴な歌姫の物語、『偉大なるマルグリット』について書かせていただきました。

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”音痴な歌姫”はなぜ観客の心を揺さぶるのか セザール賞4部門受賞『偉大なるマルグリット』の魅力

自信満々に愛の歌を奏でる彼女ですが、実はジャイアン顔負けの、すごい音痴。けれど財力だけは多分にあるものだから、誰も「あなた音痴ですよ」とは言い出せない。。。それはそれで「悲劇」ではあるのだけれど、しかしある一点を越えると、なぜだか彼女の歌声が本物の愛の歌に聞こえてくる。そんな不思議な味わいがどうしようもなく胸に迫ってくる作品でした。

先日発表されたフランスのアカデミー賞ことセザール賞では主演女優賞を始め4部門に輝いています。ぜひご覧ください。

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2015/11/29

ムーン・ウォーカーズ

『ムーン・ウォーカーズ』のレビューを書きました。『ハリー・ポッター』のロン役ルパート・グリントによる久々の主演作にして、かなり奇妙でおかしな設定の異色作。時は1969年、アポロ11号の月面着陸に伴い、失敗した時のために映像をでっちあげようという密命がCIAから下り、それなら当時『2001年 宇宙の旅』で一世を風靡していたキューブリックに極秘裏に監督を引き受けてもらおうと、ひとりの諜報員が英国に乗り込んでくるわけですが・・・。

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あの巨匠が月面着陸をねつ造!?『ムーン・ウォーカーズ』が紡ぐキューブリック愛(とスウィンギング・ロンドン)/リアルサウンド

月面着陸のねつ造説というのはこれまでにもよく聴かれてきたものですが、これはかなりぶっ飛んでます。振り切れちゃってます。そもそも左の人ときたら、キューブリックと似ても似つかぬ風貌じゃないですか。真面目なキューブリックファンが見ると「冒涜だ!」と怒るかもしれませんが、気楽な感じでみてサクッと楽しめるエンタテインメントに仕上がっています。

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2012/12/19

【レビュー】愛について、ある土曜日の面会室

この女性監督おそるべし。本作『愛について、ある土曜日の面会室』を撮ったとき、レア・フェネール監督は弱冠28歳だったという。2009年の作品なので今は31歳となって、益々研ぎ澄まされた感性を身につけているに違いないが、まずは日本人としてこの初上陸する本作を受け止め、新しい才能の開花を遅ればせながら祝福しなければならない。

その語り口は時に老成した巨匠監督のような落ち着きと、初恋に落ちた少女のような感性とを併せ持つ。主人公は複数に及び、年代も性別も国籍もバラバラ。しかし誰もが切実な思いを抱えて、いま、刑務所の面会室の扉を押し開けようとする。その構成的に見ればアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バベル』『アモーレス・ペレス』)やポール・ハギス(『クラッシュ』)などの群像劇の名作を彷彿とする人も多いはず。個人的には『そして、全ては愛に帰る』のファティ・アキン作品などの記憶も蘇ってきたりした。

結論から言うと、この映画は最初と最後の場面が面会室で括られている。バラバラな人生を歩んできた主人公たちが、最後に同じ室内でそれぞれの面会時間を享受するのだ。綴られゆくエピソードはその瞬間に向けてのカウントダウンと見ても良いだろう。

今日も彼らは塀の向こう側に暮らす大切な人たちと再会を果たす。しかしながら最後の場面は序盤から幾度も繰り返されるルーティーン的な面会とはひと味違う。ここでは静かに、けれどダイナミックにドラマが動く。人生が動く。たかが30分、たった30分の面会時間に全てを賭けて臨む人たちの肖像がここに浮き彫りになってくる。このカメラの切り返しも難しい手狭な空間の中でいかにエピソードを集約させ、それぞれの人物たちを何らかの決着へと導いていこうとするドラマツルギーにはゆっくりと、しかし深く観客の鼓動を強めていく骨太さがある。

そしてエンディングで巻き起こるひとつの出来事を目撃することで観客の心は大きく動揺させられ、同時にこの面会室を境界線として構成される塀の向こう側とこちら側という二分律は何ら意味を持たず、むしろ「面会室」という装置は互いを鏡面的に映し出す鏡のような存在だったことに気づかされるのだ。

なるほど、そういえば我々はこの映画の中で一度たりとも牢獄の中を垣間見ることはなかった。と同時に観客は、塀のこちら側(お天道様に顔向けしている側)に暮らす登場人物たちの姿にも“人生という名の牢獄”と呼ぶにふさわしいそれぞれの悩み、慟哭、ジレンマが存在することを認識させられる。

何よりもあのラストシーンで、人々が面会を終えて世の中へと戻っていくその背中が忘れられない。本来ならば整列して牢獄へと帰っていく囚人の後ろ姿こそが似合う場面だったはずだ。しかしあの瞬間にあえてこちら側を映し出すという趣向。世界は“あの時”、スイッチしたわけではなかった。あちら側とこちら側とはまるで天秤にかけられたかのように同質で、あの時、観客はそのことに深く気づかされたのだ。

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2012/09/12

【NEWS】『最強のふたり』が記録更新

日本国内でも大ヒット中のフランス映画『最強のふたり』に関する新たな情報が入ってきた。映画に関する詳しいレビューはこちらをご覧頂くとして、本作がこのたび「フランス語で描かれたフランス映画」としてフランス国外で史上最強の劇場入場者数(2320万人)を樹立したことが分かった。ちなみにこれまでの記録保持映画は2001年公開の『アメリ』の2310万人だった。

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母国フランスでも観客数2000万人を突破して『タイタニック』級のセンセーションを吹きあらした『最強のふたり』。まだまだこれから劇場公開を迎える国々もあり、その観客数は少なくとも2500万人は突破するのではないかとみられている。

なお、フランス映画にはリュック・ベッソン映画に代表されるような「英語で描かれたフランス映画」も存在する。これらは始めから世界戦略を目論んで製作されたものだが、これらを含めるとフランス国外で最も劇場鑑賞者数の多い“フランス映画”は『フィフス・エレメント』で、その数は3500万人。リーアム・ニーソンがパリで大暴れする『96時間』が3100万人。『最強のふたり』は現時点でこれに続くNO.3の座に位置している。

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2012/05/31

【予告編】レ・ミゼラブル

昨年、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を制覇したトム・フーパー監督が挑む超有名ミュージカルの映画化『レ・ミゼラブル』。その第1弾となる予告編がネット上で披露された。今回の初出し映像の基調となるのはファンティーヌ役のアン・ハサウェイが歌う"I Dreamed a Dream"。英オーディション番組で飛び出したスーザン・ボイルによって一躍有名になった楽曲ではあるが、さすがハサウェイのヴォーカルも定評通りだ。

『レ・ミゼラブル』は今年の12月に米公開を迎える。出演はヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アマンダ・セイフライド、エディー・レッドメイン、サマンサ・バンクス、サシャ・バロン・コーエン、ヘレナ・ボナム・カーターほか。

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2012/05/17

【予告編】ミシェル・ゴンドリー最新作The We And The I

今年のカンヌ国際映画祭の監督週間に出品されているミシェル・ゴンドリーの最新作"The We And The I"の予告編が公開された。

舞台となるのはスクールバス車内だ。それも今日で最後となる家までの道のり。卒業生の彼らがタラップを降りてさよならを告げるとき、そこから先はこれまでとは全く違う新たな世界の始まりとなる―。

キャストのほぼ全員を無名の若者たちが占め、ゴンドリーお得意の手作り&即興性に満ちた世界観が彩られている。

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