【NEWS】ベン・アフレック監督、再びルヘイン原作を映画化か?
最新作『アルゴ』の全米公開を目前に控え、ベン・アフレックの次回作について新たなニュースが飛び込んできた。Deadlineによると、ワーナーブラザーズとアフレックはデニス・ルヘイン原作の"Live By Night"の映画化に向けて交渉入りしているとのこと。もしもこれが決まれば、幾つもの企画を抱えるアフレックにとって『アルゴ』に続く次回監督・製作・脚本・出演作ということになりそうだ。レオナルド・ディカプリオ率いるアッピアン・ウェイとアフレック&マット・デイモン率いるパール・ストリートが製作を務める。
デニス・ルヘインといえば『ミスティック・リバー』や『シャッター・アイランド』、そしてベン・アフレックの初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』の原作者としても知られる。"Live By Night"はルヘインが手がける3部作の2作目にあたり、前作"The Given Day(邦題:運命の日)"に引き続き登場するキャラクターも多い。時代は第一次大戦末期から禁酒法時代へと移り、ボストン市警の父を持つ主人公ジョー・コグリンがキナ臭い時代の幕開けに合わせて徐々に犯罪組織へ足を踏み入れていく様を描く。
現時点で『アルゴ』のオスカー候補入りも噂されるほど評価を高めているアフレックだが、これまで次回作についてはスティーヴン・キング原作の「ザ・スタンド」がその予定席を空けて待っている状態だった。Deadlineの同記事には「ザ・スタンド」の進捗状況はいっさい記されていないが、もしかするとこちらに製作の遅れか、あるいはベン・アフレック自身の撤退を含めた何らかの動きがあったのかもしれない。
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