2016/05/24

デッドプール

マーベル・コミックからまたもや新たなヒーロー映画が誕生した。

彼の名は”デッドプール”。真っ赤なコスチュームに身を包み、なんだかスパイダーマンのようにも見えるものの、その中身は従来のヒーロー像とは180違う。第一、人助けなんて全然しない!しかも全編にわたって過激さ満載で、お子様出入り不可。これが全米で大ヒットしてしまうのだから、全くもってスゴイとしか言いようがない。そんな『デッドプール』のレビューを執筆しました。

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珍ヒーロー爆誕!超過激な”赤の旋風”が、正義の概念をこっぱみじんに破壊する。/映画.com

はてさて、あなたの中でこんなヒーローってあり?なし?

泣いても笑っても、6月1日(水)、いよいよ日本上陸です。


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2016/04/26

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

マーベル・ユニバースも新たな段階へ。正直、本家『アベンジャーズ』以上に面白い!そんなシリーズ最新作『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』がいよいよ公開です。

レビューを執筆しましたので、ぜひご一読ください。

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息つく暇なく激走するアクションとサスペンスが、シリーズ新局面の始動を高らかに告げる。/映画.com


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2015/10/14

ファンタスティック・フォー

リアルサウンドにて『ファンタスティック・フォー』のレビューを執筆しております。

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『ファンタスティック・フォー』と『クロニクル』の奇妙な符号ーートランク監督の作家性を読む

あまり評判よろしくないこの映画ですが、僕が鑑賞しながらいちばん気になったのはトランク監督が前作『クロニクル』を引きずっているように思える点でした。ですので、レビューと言っても映画への賛否には言及せず、あえてその「気になったところ」を掘り下げています。

あの傑作『クロニクル』を生み出したジョシュ・トランク監督なのですから、またいつか再起してとんでもない怪作を世に贈り出してくれることを切に願いたいと思います。

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2015/04/11

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

メキシコ出身の監督の快進撃が続いている。アルフォンソ・キュアロンは『ゼロ・グラビティ』を作り、ギレルモ・デル・トロは『パシフィック・リム』を手掛け、ハリウッドのビッグ・バジェットでも成功を納められる商業性と芸術性、エンターテインメント性を兼ね合わせている才能であることを証明した。で、このキュアロンやデル・トロの快進撃とセットで次なる爆発が期待されたのがアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥだ。

すでに『バベル』でアカデミー賞ノミネートを飾っており、深淵なテーマで観客の心を貫く実力は実証済み。しかし2010年の『ビューティフル』以来、しばらく新作を発表できずにいた彼。その間、プレッシャーも大きかったろう。仲間の成功を横目で見ながら、嫉妬に駆られたり、悔しさを感じることもあったかもしれない。しかしその結果、彼が2014年に新たに解き放った『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、メキシコ勢“スリー・アミーゴス”のトリを飾るのにふさわしく、米映画界の頂点であるアカデミー賞作品賞を獲得するに至った。原題は"Birdman: Or(The Unexpected Virture of Ignorance)"。

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2013/07/09

【レビュー】マン・オブ・スティール

 はじめて映画館で観た映画というものは生涯忘れないものだ。それがどんなクオリティであったにせよ、自分の価値観を形成する10本の指には少なからず含まれている。僕が生まれてはじめて暗闇に身を投じた時、すでにその映画は半分ほど経過していて、太った強面の男がホッペをパンパンに膨らませながら「フウーッ!フウーッ!」と息を吐いている場面がスクリーンに大映しになっていた。そう、『スーパーマン2 冒険編』のワンシーンである。ちなみにその記念すべき映画館は、もうこの世に存在しない。その意味では、私の映画の原体験はスーパーマンことカル・エルがその誕生段階で故郷のクリプトン星を失ったのとよく似ている。帰るべきところなどもはや存在しないのだ。

 そのスーパーマンが、ふたたび『スーパーマン2 冒険編』と同じくゾッド将軍一味の地球襲来を描く。それが今夏公開の『マン・オブ・スティール』である。最初に断っておくと、今度のスーパーマンは、スーツの下にコスチュームを着込んでピンチになると公衆電話ボックスで早変わりしてシュワッチ!といった描写など一切無い。むしろ見つめるべくは宇宙。起源と、アイデンティティの物語に仕上がっている。

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 旧作でテレンス・スタンプ演じたクールでクルーエルなゾッド将軍は、本作では当代きっての怪優マイケル・シャノン(『テイク・シェルター』『プレミアム・ラッシュ』)によってテンション高く、極めて軍人的な役柄として演じられている。そこには「話せば分かる」というような善悪の二元論は存在しない。 

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   彼は滅亡し根絶やしになってしまうクリプトン星の遺伝子を宇宙のどこかで存続させるために命をかけて使命を全うしようとする、いわば愛星心の具現者だ。惑星の消滅から難を逃れ地球で育った宇宙人、いや地球への難民カル・エルとは根本的に違う。ふたりは同じ星で生まれながら、全く別の道を歩いてきた者たちだ。この対峙においてカル・エルが抱えてきた幼少期の混乱や疎外感、さらにはアイデンティティをめぐる放浪にひとつの決着がもたらされていく。地球上で彼のパワーを理解できるものはまだ少ない。だが、彼の覚悟、そして精神の帰属性の決断が、感情と共に毅然と浮かび上がっていく。それが『マン・オブ・スティール』の奏でる“第二の誕生”を祝福するシンフォニーとなって結実する。

 『マン・オブ・スティール』ではまず冒頭でクリプトンの崩壊劇が描かれ、そして後に地球で放浪の旅を続けながら自分探しをする主人公の胸をよぎるフラッシュバックとしてその成長期が描かれていく。そこに現れるジャーナリスト(作中ではピュリツァー賞の受賞記者という肩書き)役のエイミー・アダムスが、それらの成長期のエピソードを取材によって回収しながら点をつなぎ、カル・エルの存在に迫っていく。この過程は単純なようでいて、これまでの超人ありきの描き方よりもややリアリスティックな筆致。『ダークナイト』三部作のクリストファー・ノーランが製作し、デヴィッド・ゴイヤーが原案、脚本を執筆しただけある。

 また、本作ではクリプトン星の実父にラッセル・クロウ、地球での義父母にケヴィン・コスナーとダイアン・レインという、恐らく本作を製作する上で最も難易度の高かったであろうキャスティングを実現している。実のところスーパーマン役には透明度の高い俳優を使いさえすれば後はどれだけでも観客と共に成長譚を紡いでいける。けれど彼がこれまで生きてきた土壌を描くにあたっては父母の存在感は不可欠だ。この3大俳優のキャスティングはここ数年の映画製作における最大の偉業とも言うべきものだと思う。世の物語には親の存在(あるいは世代)を否定してのし上がっていくものと、肯定して前に進むものとがあるわけだが、「スーパーマン」がここまで米文化のみならず世界で受け入れられたのは後者に属する物語だからだろう。

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 監督を務めるのは『300 スリーハンドレッド』のザック・スナイダー。いくらストーリーにリアルな視点が加わろうともVFX満載の弾丸よりも早いスピードでの頂上対決は観客にも動体視力のフル稼働を要請する。さすが『300』でスパルタ戦士の肉と肉のぶつかり合いで魅了しただけあり、肉弾戦における彼の描写力は強い。だが、ガジェットや装置が加わって大掛かりになってくると少々ビジュアルから洗練さが消える。けれどそれは瑣末なことなのかもしれない。すなわち、スーパーマン(本作で主人公が自らそう名乗ることはないけれど)が地球のために起つと心を決めた時点で、その第二の誕生の物語は完結しているのだから。あとはロスタイムのようなもの。本作の特性の8割は冒頭半分ですべて出し切ったと見るべきかもしれない。

 ところで、いくらコミックスとして歴史のあるキャラクターをフィーチャーするにしても、ヒーロー映画にはその作風において時代との整合性が求められる。数年前のブライアン・シンガー版はスーパーマンの精神性に入り込み過ぎて続編の製作を困難にしたが、あれはあれで当時の時代性としてあるべき姿だったに違いない。また70年代のアメリカが最も元気だった時代における『スーパーマン』を今この時代にそのまま焼き直して降臨させるのも無理難題。あの時代に比べてヒーローの存在価値も、また悪役の立ち位置も大きく変わった。

 『マン・オブ・スティール』にも時代性が大いに反映されている。仮想敵を地球から宇宙へと外付けにするやり方は今夏の大作映画のみならず今後も広く見られそうだ。しかしながら、その宇宙人造形は地球と全く別環境にも関わらず、二足歩行の地球人とほとんど変わらない。つまるところ、宇宙は地球と合わせ鏡のような存在で、そこに現れる宇宙人および敵の姿は、形状を変えただけで実は地球人のもう一つの可能性と言えるのかもしれない。

 その意味でも、ここで描かれるゾッド将軍はレッテルを貼られた悪ではない。むしろすべての種族の生存が他者の犠牲によって成り立つことを考えたとき、彼は人々の支持しだいでヒーローにだってなり得るのかもしれない。少なくとも彼は自分が正しいことを遂行していると信じている。悪だなんて微塵も思っていない。単に彼の行動や意志が地球人にとって極めて迷惑千万なだけだ。本作においてもはや善悪は関係ない。あるのは当事者どうしの利害関係のみ。それゆえジャッジメントを下す観客側の心も複雑で、大変なのだ。

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2012/11/29

【NEWS】マーベル新映画の主演候補は・・・?

ディズニーとマーベルが新たなヒーローシリーズとして立ち上げに乗り出している"Guardians of the Galaxy"の主演選びが進められているようだ。

『スーパー!』のジェームズ・ガンが監督を務める本作は、宇宙の守り神としてチームを組んで悪を駆逐する奇想天外な仲間たちの活躍劇。『アベンジャーズ』に登場した悪役とも繋がる部分があり、これから各マーベル映画にて少しずつ(お馴染みのエンドクレジット終わりなどで)イントロデュースがなされていくのではないかと見られている。

さて肝心の気になるキャスティング候補なのだが、DeadlineによるとこのGuardiansを率いるリーダー“クィン”役(地球人の母と宇宙人の父とのハーフ)としてこれまでにジョエル・エジャートン、エディ・レッドメイン、ジャック・ヒューストン、ジム・スタージェス、リー・ペイスらがカメラテストを受ける予定の模様。また同記事では他にもジェームズ・マースデン、ガレット・ヘドランド、サリヴァン・ステイプルトンなどの名も可能性ありとして挙げている。

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2012/11/28

【NEWS】X-MEN最新作にマッケランとスチュワートが参戦

ブライアン・シンガーが監督を務める「X-MEN」シリーズ最新作"X-MEN : Days of Future Past"だが、そのキャストとして、前作『X-MEN ファースト・ジェネレーション』の続投組である、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルトの加えて、オリジナルシリーズでもお馴染みのイアン・マッケランとパトリック・スチュワートが参加することが明らかとなった。

映画版のX-MENシリーズは舞台が現代だったり、過去だったり、あるいはスピンオフが展開したりと多彩なユニバースが形成されているが、マカヴォイ=スチュワート、ファスベンダー=マッケランが出演するとなると、まさにタイトルに含まれている未来と過去とが同時に語られる展開となりそうだ。シリーズ支流ががここにきて本流と次々と合流していく・・・なんて可能性もありうるかもしれない。

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2012/11/02

【NEWS】ジェイミー・フォックスがエレクトロ役でスパイダーマンに出演?

Foxx 『Ray』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックス。今年はクエンティン・タランティーノ監督作"Django Unchained"の主演やローランド・エメリッヒ監督作"White House Down"では米大統領役を演じるなど勢いを増す彼だが、ヴァラエティによると、ここにきて彼は『アメイジング・スパイダーマン2』の敵役エレクトロとしての登場を打診され、製作側と初期の交渉に入っているという。

Imagesca69a5qw 実はこのエレクトロの登場に関してはファンの間ですでに噂となっていたわけだが(前作のエンドクレジット・シークエンスなどから)、まさかジェイミー・フォックスという大物の名前が挙がるとは誰も想像すらしなかったはずだ。

このニュースはまだ確定と言える状態ではないが、フォックスはこれに応えるかのように自身のツイッター・アカウントにて"Dresses up as Electro for Holloween last night.Costume fits well."と呟いている。果たしてこれは本決まりと観て良いのだろうか。進捗情報を待ちたいものだ。

『アメイジング・スパイダーマン2』は来年初頭より撮影開始。今のところ2014年の5月2日の米公開予定とされている。

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2012/10/31

【NEWS】X-MEN新作の監督交代→ブライアン・シンガーに

「X-MEN」シリーズの最新作として準備が進められてきた"X-MEN: Days of Future Past"の監督としてマシュー・ヴォーンに代わってブライアン・シンガーが就任した。これで輪廻転生のごとく一周回ってシリーズ立ち上げのシンガーに矢が戻ってきたことになる。

『X-MEN ザ・ファースト・ジェネレーション』の続編となる本作は、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスが再登板を果たす。前作ヒットの立役者マシュー・ヴォーンが監督続投する予定だったが先週になってヴォーンの離脱が明らかとなり、その後すぐさまシンガーのシリーズ最前線への復帰が噂され始めていた。

『ユージュアル・サスペクツ』や『スーパーマン リターンズ』などの代表作を持つブライアン・シンガーは『X-MEN』シリーズの初期2作を監督し、その後もシリーズのプロデューサーを担ってきたことでも有名。彼は『ファースト・ジェネレーション』製作時も監督を担う話が出ていたのだが、結局は"Jack The Giant Slayer"を選択し戦線を離脱した経緯を持つ。

"X-MEN: Days of Future Past"の公開日は2014年7月18日。この監督交代劇はスケジュールに何らかの影響を及ぼすのかどうか。

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2012/09/19

【画像】キックアス2はヒーローが一杯

ついに撮影開始となった『キックアス2』こと"Kick Ass2:Balls to the Wall"の現場写真がネット上にお目見えし、注目を集めている。

ニック・フューリーの音頭でヒーローが一丸となった『アベンジャーズ』よろしく、『キックアス2』ではジム・キャリー演じる“The Colonel”によって巷のヒーローたちが"ジャスティス・フォーエバー"なるチームを編成する。その面々はバトル・ガイ、インセクト・マン、ドクター・グラヴィティ、リメンバー・トミー(夫婦コンビらし)など。Latino ReviewやMovieWeb、Collider、CBMといった映画サイトに掲載された画像を紐解いてみると・・・

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